ちゃみホームへようこそ、2児のママで主婦のちゃみ(@cyamiful)です。
他の幼稚園から転園してきた人や幼稚園をやめていく人がいると気になるのはその転園に至った理由ですよね。
特に私立幼稚園は入園料や制服代などでお金がかかるため、不満があっても転園を決意するより卒園まで耐え忍ぶことを選ぶ人も少なくないはずです。
幼稚園を転園しようかな、と思い始め転園を決心し行動したきっかけとなった私の『転園したくなった理由』、ご紹介します。
このページの目次
退園した幼稚園を選んだ理由
1歳の時から幼稚園の情報収集をはじめ、近隣の幼稚園の園庭開放や親子教室などにも通っていましたがマイホームを購入し引っ越したことで地域が変わってしまいました。
家からすぐのところに幼稚園があり、園庭開放や未就園児向けのイベントに参加して、特に問題があるようには感じなかったのでプレ保育に申し込みをしました。
家から徒歩2分の少人数がウリの小さい家族経営の幼稚園
長男は発達グレーなこともあり、少人数保育なら手厚くみてもらえるしなにより近い!
本人も幼稚園を気に入っていたこともあり、満3歳になった翌月から入園することにしました。
- 制服なし
- 給食は選択制(最大週2日)
- 園バスなし

よっぽどな幼稚園じゃなければ近いことが1番だと思っていました。
まさか転園するほど『合わない』園だとは夢にも思わず。
転園を決意した3つの理由
ちゃみ(@cyamiful)が転園を決意した大きな理由は3つです。
PTA役員の負担
園の方針が合わない
園への不信感
こまかい不満や要望は他にもたくさんありますが、園に対しての不信感が拭えませんでした。
決定打は3月でそこから転園へむけての情報収集をはじめ5月末に退園し新しい園へは6月から通っています。
PTA役員の負担
長男が年少になった4月に、私は役員に任命されました。
その役員はズバリ幼稚園のPTA役員で、本来は一人っ子又は末の子が入園時に選任されるもので下の子がいての役員は前代未聞でした。
少人数がウリの幼稚園だったのですが少子化と人気のなさで、園児の人数がかなり少なく他に役員をできる人がいなかったため、引き受けざるを得ませんでした。
幼稚園で預かってもらえるなら、大丈夫かなと思いましたがPTAの仕事は想像以上でした。
前代未聞のPTA役員は負担も前代未聞
幼稚園で下の子を預かってくれるとはいえ、11時半までだと言われました。
11時半からお昼ご飯で『自分でお弁当箱を開けてお弁当を食べられる』ことが預かりの条件なので大人の補助なしでお弁当を食べることは1歳児にはできるはずもなく。
PTA役員会の終わりは11時半から12時くらい、場所は変わる事もあり1番近くても自転車で10分以上はかかります。
11時半のお迎えには到底間に合わないので、実家から母を呼び幼稚園へお迎えにいってもらっていました。
実家までは片道2時間、往復で1,300円かかります。
実母が都合がつかない場合は、旦那に休みを調整して貰ったり義母にお願いしていました。
義母宅は近いですが片道500円程度かかります。
毎回メールの確認やレジュメの確認、印刷など数分の作業が多いのに、幼児がいるだけで時間や労力が倍増します。
本格的な仕事は邪魔されてしまうので、実母が来た時や主人がいる時、どうしても仕事がたまってしまった時は幼稚園で1~2時間ほど預かってもらい対処していました。
PTA役員の仕事は精神的だけではなく、時間的にも経済的にも負担が大きかったです。
園の方針が合わない
園には保護者会があり、保護者会役員がいます。
保護者会主催の行事と園行事を合わせると年間13行事。
準備や打ち合わせ、練習が必要なものも多くあり全員参加も少なくありません。
さらに保護者会が月に1度あり、平均2時間かかるうえに歌の練習もあります。
給食やお弁当は完食するまで遊べない
完食できるまで、残されて食べさせられます。
給食に苦手なものがあっても完食しなくてはならないので吐いてしまう子や病院で浣腸や点滴を何度も受けなくてはならなくなった子もいます。
通常の保育時間が終わって預かり保育の時間になっても保護者がくるまでお弁当を食べさせられていた子もいます。
夏場以外は給食の時はからっぽのお弁当箱を持たせ、食べ残しがあった場合はお弁当箱に入れて持ち帰ります。
給食の残飯を持ちかえる意味もよくわかりません。
親が主役のような親の出番の多さ
ほとんどの行事で親の参加が必須、練習や打ち合わせの伴う行事もあります。
例えば運動会。
多くの幼稚園では親の出る競技があったとしても1~2種目、全員参加ではなく有志だったり母か父どちらかが出ればOKだったりしますよね。
当日の出席状況によって調整されたりしますが基本的に全員参加です。
- 母親 5種目
- 父親 3種目
この種目数は子供一人につきなので、子どもが双子だった場合はリレーを2回走ったりすることになります。
また、学年違いで子供が複数在園している場合(年長に上の子、年少に下の子など)は母親はさらに2種目増えて7種目出場することになります。
係りの仕事もあるので、私はリレーを1番始めにしてもらい走り終えるとそのままゴールテープをもちました。
運動会の間中、競技をしているか係りをしているかで1度も座れず午前中で終わるとはいえ後片付けもあるのでヘトヘトです。
祖父母がこれず下の子がいる場合はとても負担がかかります。
ちなみに普段、運動していないパパさんもいるので父親の中からほぼ毎年負傷者がでています。
運動会以外にも主役が子供なのか親なのかわからなくなるほど、親の出番があります。
私は決して親の出番があることに文句があるのではありません。
何事にも限度があります!!
園への不信感
幼稚園に対して不信感を抱いてしまい、払拭できなかったこと。
これが退園を決心した1番の理由だと思います。
大事な子供をこの園に預けていていいのだろうか、と不安になりました。
園長先生がヘビースモーカー
園長先生から保護者へのお願いで『使用しないでほしい』と言われるものがあります。
- 柔軟剤
- 虫よけ
- 日焼け止め
虫よけ、日焼け止めは含まれている成分によるものでオーガニックや特定の成分が含まれていないものは要相談とのこと。
園では蚊取り線香も使用しません。
柔軟剤は園長先生自身が化学物質過敏症だから、というのが理由です。
今や「香害」(こうがい)は社会問題ですよね。
柔軟剤禁止はまったく同意できるところなのですが、問題は虫よけと日焼け止めです。
プールの時、ラッシュガードは自分で着脱できないと使用不可の為、日焼け止めは欠かせませんし、園庭内は草木が生い茂っており虫よけなしでは蚊に刺され放題です。
そもそも納得いかない1番の要因は園長自身がヘビースモーカーだということです。
保護者と幼稚園の距離感がおかしい
保護者会の時は担任の先生と園長先生からのお話があるのですが、担任の先生が園長をヨイショしていることがよくありました。
みたいなやり取りを目の前で聞かされます。
個人面談でも子供の話はそこそこに幼稚園の裏事情を『ちゃみさんだから言うけど~』と話してきたり、保護者によっては『プロポーズの言葉は何だったのか』やひたすら旦那さんのことを聞かれたという人もいました。
良く言えばアットホームなんでしょうが、私はこんなアットホームは嫌です!
さいごに|転園はしたけど入園してよかったと思う
転園した理由なので園に対しての不満なところを述べてきましたが、入園したことは後悔していません。
少人数だったことで手厚い待遇を受けたこともありましたし、好きなところもたくさんありました。
幼稚園や先生方には感謝している部分もあります。
ただ、残念ですが私には『合わなかった』し、もう園を信用できなくなっていました。
授業参観は『いつもの保育』ではなく『授業参観用の作られた保育』で毎日ほんとうは園でどのように過ごしているのか不安でした。
閉鎖的な幼稚園だったんだな、と転園してみて思います。
転園の理由はまだまだたくさんあるのですが、決定打になった理由をご紹介しました。
園児同士のトラブルや保護者同士のトラブル、園とのトラブル等でも転園したという話も良く聞きますし、時代は変わって我慢して通うママさんも少なってきているのかもしれませんね。


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