ちゃみホームへようこそ、2児のママで主婦のちゃみ(@cyamiful)です。
里山気分の味わえるお宿、きらの里。夏休みに温泉でゆっくりしたい尚且つ、子供たちも楽しめるような宿を探していました。
田舎のおばあちゃんの家にきたような里山体験に惹かれてきらの里へ子連れで宿泊してきました!
実母が以前お友達と利用したそうで「良かったよ~!」と言っていたのも決め手になりました。やっぱり口コミって気になりますよね。
人気のお宿なのでネット上には沢山の口コミやレポがあり、私も事前にチェックしていきました。
杜の湯 きらの里 基本情報
東京駅から新幹線で熱海まで、熱海から伊東線で伊豆高原駅下車で約2時間前後です。
伊豆高原駅からシャトルバスが運行しています。
約7分で到着です。
ご覧のとおり小さめのシャトルバスなので、乗り切れない事や行列していることがあるそうなので前もって並んでいる必要があります。
きらの里では休前日や繁忙期には夕食の時間が2部制になっており、チェックインした順に決まっていきます。
時間は17時半からと20時からなので、1部の17時半からが断然人気です。
15時チェックインなので14時半のシャトルバスに乗れなければ次は15時発になってしまうので、17時半からの夕食を希望であればなんとしてでも乗っておきたいところ。
夕飯1部希望の場合
必ず14時半発のシャトルバスに乗るべし!!
きらの里では帳場と呼ばれる場所がフロントになるので帳場でチェックインをします。
待っている間に夏は冷たいゆず蜜ドリンク、冬は温かいゆず蜜ドリンクが頂けるんですがこれがほんとおいしいんです。
帳場には替えのバスタオルやドリンクバー、売店があるので滞在中に何度も来ることになります。
きらの里ご案内図を見ながらきらの里の説明やお風呂、食事の案内があります。
お部屋によっては帳場や大浴場から離れているところもあるので、散策しながら里山を満喫できちゃいます。
きらの里ではスタッフの方が荷物を運ぶのではなく、宿泊者自身で部屋まで運ぶスタイルだとネット上の口コミで何件か見ていたのですがスタッフの方が部屋まで運んでくださったので以前とはスタイルが変わったのかもしれません。
帳場で紙芝居
金・土・日と祝日には週末イベントとして里山紙芝居とじゃんけん大会が帳場であります。
じゃんけん大会で勝つとプレゼントがもらえたり、昔ながらの紙芝居は大人から子供まで楽しめますよ。
里山の雰囲気は懐かしい感じ
レトロな感じがたまりません。
夏の夕暮れ、癒やされます!!ゆったりした時間を過ごせました。
GWにはこいのぼりがあったり、季節によって里も彩られます。
足湯
足湯もあります。
暑い夏でも子どもたちにも人気でした。
足湯がそうとう気に入ったようで「もう行こう!」と声をかけても動こうとしなかった次男。
タオルも置いてあるので手ぶらでOK!
寒い季節は焼き芋
11月から3月までの寒い季節の週末は数量限定で焼き芋が楽しめるそうです。
提供時間 | 16:00~ | 18:30~ |
うみ蛍 103 客室レポ
今回お世話になったお部屋は、きらの里で一番リーズナブルな客室タイプうみ蛍の1階103。
1階は和室タイプ、2階は洋室タイプです。
うみ蛍はその名の通り、きらの里で唯一お部屋から海が見えます。
基本的に少人数向けのコンパクトなお部屋なのでカップルや一人旅、夫婦利用が多いようです。
うみ蛍のお部屋は帳場や夕食会場のすぐ近くなので幼児連れにはとても便利でしたよ。
湯かごでお湯めぐり
ドアを開けると「湯めぐり用にどうぞ」と書かれて湯かごが用意してあります。
湯かごにはバスタオルやフェイスタオルなどが入っています。
自然に囲まれていて虫が出たりするのでハエタタキなどもありました。
子連れに嬉しいローベット
和室なので畳でベットはローベットです。
部屋は決して広くはないですが、風情があってかわいくてキレイなお部屋に子供達は大はしゃぎ。
お部屋にはコーヒーミルがあって挽きたて淹れたてのコーヒーが飲めます。
コーヒー好きの旦那は大喜び。お茶もありますよ。
洗面と浴室
浴室はシャワールーム。きらの里には大浴場や貸切風呂がたくさんあるので今回は利用しませんでした。
大浴場と貸切風呂
きらの里には大浴場と貸切風呂があります。
お風呂がたくさん!リラックスできる大浴場
きらの里の大浴場、杜の湯(もりのゆ)はお風呂が豊富だし、雰囲気もとてもよくてゆっくりできるしすごく良かったです。
大浴場には8種類のお風呂があり、内湯と露天風呂はもちろん、壺風呂、寝湯などがあって子供たちも大喜び。
源泉かけ流しの美肌の湯を好きなタイプのお風呂でゆっくり堪能できるんです。
貸切風呂
きらの里の貸切個室風呂は3種類。
予約制ではないので、案内板にかかっている鍵を持って行くシステムです。
札に鍵が付いているので札がかかっていたら入浴できます。札がないと使用中です。
案内板から道を進んでそれぞれの貸切風呂へ行きます。
貸切風呂には洗い場はありません。
バスマット、足ふきマットはあるのでバスタオルは部屋または帳場から持参します。
今回3つのうち2つの貸切風呂に入ることができました。
貸切風呂「竹仙」
3つの貸切風呂のうち、1番小さいと言われている『竹仙』。
ほんとうに小さめなので、カップル向きかもしれません。
貸切風呂「岩座」
1番広い『岩座』、大人二人と幼児二人みんなで入浴できるくらいの大きさです。
大きな石をくりぬいた「石匠」は今回入浴できませんでしたが、家族みんなで入れる貸切風呂は子供たちは大喜びでした。
夕食は選択制
きらの里の夕食は海鮮しゃぶしゃぶか溶岩焼きのどちらかで夕食会場もどちらを選択するかでかわります。
伊豆近海の海鮮しゃぶしゃぶ | 海つばき |
富士の溶岩焼き | 山ぼうし |
夕食は1部をとることができ、お刺身好きな長男の為に海鮮しゃぶしゃぶを選択しました。会場は海つばきです。
海つばきで海鮮しゃぶしゃぶの夕食レポ
食前酒ならぬ食前酢。
前菜はこちら。
- 鱧とえのきの紀州蒸し 梅肉
- ほうれん草おひたし ドライ無花果 糸がき
- 胡麻豆腐 山葵ジュレ 胡麻しょうゆ
- 鯛の昆布締め寿司 酢れんこん
- 玉濁黍の冷製スープ パセリ
これ、お品書き読めなくてなんなんだろうと思っていたらトウモロコシの冷製スープでした。トウモロコシの甘味がなめらかクリーミーで濃厚なんだけど、冷たいからあっさりいただけておいしかったです!
- 季節のお造り盛り合わせ 芽物一式
生ワサビで食べるお造りは格別です。
焼き物です。
- 鱸(すずき)の蓼焼き
- 胡麻麩利休よごし
- 麦豚伊豆味噌焼き
- 酢取り茗荷
海鮮しゃぶしゃぶです!
やっとメインがきましたが次男は既に飽きており、最終手段のスマホでyoutube中(汗)
金目鯛が相当おいしかったようで、長男がほぼ一人でたいらげてしまいました!
伊豆といえば金目鯛ですもんね。
小鉢と食事は選択式になり、3種類から1つ選びます。
せっかくなので色々食べてみたいし、旦那と違うものを選びました。
- 栄螺(さざえ)と長芋 順才
- 鰊(にしん)茄子
実はもうこの時点でお腹はいっぱい、子供たちは飽きまくりなのですがここから食事がでます。
- 桜海老と新生姜の炊き込みご飯
- 冷たい稲庭うどん 天麩羅 薬味
- 本日の甘味
デザートがきてお食事終了です。
私が見かけた口コミでは『食事の量が少ない』というのが数件あったのですが、かなりのボリュームでした。
そして聞いてはいたのですが、とにかく時間がかかります!
食事開始から食べ終わりまで2時間はかかりました。
と、夕食の2部の時間が20時開始な事にも納得できました。
量もしっかりあるし、とてもおいしい食事でしたがコースなのでゆっくり出てくるために子供が飽きてしまい、小さい子連れにはツライ部分があります。
食事会場から近い部屋だったこともあり、途中何度か旦那と交代で部屋に戻ったり外を散歩しながらの食事になりました。
夕食は量も味も満足だが、時間がかかりすぎるので子連れには対策が必要
夜鳴きそばは別腹
夜になるときらの里では足湯の隣に屋台が出現します。子連れなので時間より少し早めに行ったのですが、これが正解でした。
時間になるとあっという間に人で溢れてしまい、相席はもちろん夜鳴きそばが出来上がってもイスがない人続出。
夜鳴きソバは部屋に持っていくことができないので、番号札をもらったらすぐに席の確保をすると良さそう。
夕飯でおなかいっぱいな私とは大違いな旦那が2杯たいらげていました。
出来上がるまでの時間にまたしても子供たちは飽きてしまったけれど、おいしそうに食べてました。
和洋えらべる朝食
この日の朝食会場は山ぼうしでした。
和食か洋食か1人ずつ選ぶことができるのですが、旦那が和食を選んでいたので、私は洋食にしてみました。
パンがおいしいという口コミを何件か見かけたので期待していたのですが、特にというほどではなく、普通においしいパンでした。
お魚は炙って食べれるようになっていて、いい香りが漂うのでとてもおいしそうでした。
季節によって違う里山体験
夏休みには縁日のイベントや流しそうめんがあったり、季節によってイベントや催し物があります。
きらの里での流しそうめんがキッカケで長男はそうめんが食べれるようになりました!
まとめ
きらの里には趣の違った様々な客室があり、わいわい子連れで季節のイベントを楽しんだり露天風呂付き客室でしっぽり静かに夫婦2人で癒やされたりと多様な楽しみ方のある宿です。
観光スポットへのアクセスも良いのでまた行きたいと思わせてくれる、おすすめのお宿です。